Disqus を導入

長いこと追加しようと思ってできていなかった Disqus をこのブログに導入した。このページ下部の “SHOW COMMENTS” を押すと表示される。 Hugo のバージョンによって書き方が変わるためか、苦労した。
設定ファイルはこれ。

https://github.com/pn11/blog/blob/master/config.toml

あと各ポストに

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title: "Disqus を導入"
date: 2024-09-06T20:30:00+09:00
comments: true
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のように設定している。 Hugo はバージョン上げるとすぐに動かなくなったりするので一生上げられない。

llm コマンドを使ってみる

普段 ChatGPT や Perplexity をブラウザやアプリで使っているが、 LLM とのやり取りをログに残しておきたいという気持ちがあるので、ずいぶん前に Rebuild: 379: Vision Pro For Hernia Treatment (naan) で紹介されていた simonw/llm: Access large language models from the command-line を使ってみる。SQLite に結果が保存されるので、あとで見返したりデータを再利用しやすそう。 インストール pip install llm # または brew install llm 使えるモデルを確認 初期状態では以下のようになっている。 $ llm models OpenAI Chat: gpt-3.5-turbo (aliases: 3.5, chatgpt) OpenAI Chat: gpt-3.5-turbo-16k (aliases: chatgpt-16k, 3.5-16k) OpenAI Chat: gpt-4 (aliases: 4, gpt4) OpenAI Chat: gpt-4-32k (aliases: 4-32k) OpenAI Chat: gpt-4-1106-preview OpenAI Chat: gpt-4-0125-preview OpenAI Chat: gpt-4-turbo-2024-04-09 OpenAI Chat: gpt-4-turbo (aliases: gpt-4-turbo-preview, 4-turbo, 4t) OpenAI Chat: gpt-4o (aliases: 4o) OpenAI Chat: gpt-4o-mini (aliases: 4o-mini) OpenAI Completion: gpt-3. [Read More]

Jupyter で CERN ROOT を動かす環境を作る2024

Installing ROOT - ROOT に conda を使う方法が載っているのでそれでやる。ただし Anaconda や Miniconda は遅いので Micromamba を使う1。 Micromamba のインストール方法は以下。 Micromamba Installation — documentation Mac でインストールするには、 brew install micromamba micromamba config append channels conda-forge # conda-forge channel 追加 micromamba self-update # update echo 'eval "$(micromamba shell hook --shell bash)"' >> ~/.bashrc Python 3.11 + ROOT の環境を構築。 micromamba env create -n py311 python=3.11 root micromamba activate py311 ROOT のバージョン確認。 $ root --version ROOT Version: 6.30/04 Built for macosxarm64 on Feb 22 2024, 13:40:57 From heads/master@tags/v6-30-04 たぶんこれが一番速いです。 Jupyter も同時に入っていて、普通に動く。 [Read More]

和光市民が使える図書館

によると、

  • 朝霞、志木、新座、戸田の各市立図書館
  • 埼玉県立図書館
  • 練馬、板橋の各区立図書館
  • 国会図書館
  • 東洋大学図書館、十文字学園女子大学図書館

が使えるらしい。これらの蔵書数を調べてみる。

というのが出てきたが、一部しか載っていないし、正しいのかよく分からない。 例えば埼玉県立図書館については公式に書いてあることと齟齬があるように見える。

からも探してみたが、ここに書いてある「図書冊数 設置者別(都道府県、市(区)町村等)、都道府県別」の該当資料が見当たらない。

結局、埼玉県内の図書館については以下が信頼できそう。

これを用いて和光、朝霞、志木、新座、戸田の各市で単体で最大の蔵書数の図書館を比べると、

  • 和光中央図書館: 99839
  • 朝霞市立図書館本館: 219521
  • 柳瀬川図書館 (志木市): 102292
  • 新座中央図書館: 186401
  • 戸田中央図書館: 198874

埼玉県立図書館については、熊谷と久喜で分かれており、それぞれ

  • 熊谷: 719580
  • 久喜: 402869

東京都内のものについては個別に調べた。

以上から、和光にない資料についてはまず相互利用可能で距離も近く、駐車場もある朝霞市立図書館本館に行ってみるのが良さそう。 次に蔵書数の観点から光が丘が良さそうだが、駐車場がないので光が丘IMAなど付近の駐車場を使うしかないが、IMA にはあんまり行きたい店がないし、土日は道が混んでる。 それでもなければ分野に応じて熊谷か久喜の県立図書館に行く。

おか Advent Calendar 2023 振り返りと反省

(おか Advent Calendar 2023の25日目)

来ちゃったね、クリスマス。終わっちゃうね、アドベントカレンダー。

早いもので最終日です。今日時点で記事を書いたのは今日の分を入れて 14/25 日でした。なんとか半分をちょっと超えましたね。たまに遅れがちだったものの、11日目までは日数分投稿したのでがんばりました。完走とはならなかったので敗因と、感想を簡単に述べたいと思います。

敗因

  • ストックを用意していなかった。
    • ○○2023で25日間行けるやろと思ってストックはしなかった。
    • 15日にコロナワクチンを接種したが、その後2日間副反応で書く気力がなくなった。そこで途切れてしまったのがけっこう大きそう。その日の体調ややる気、他にやるべきことなどに影響されないよう、ストックは用意しておくべきだと思った。
    • ストックを用意せずとも、毎日ひとことでも良いから書けば良いのではないかという意見もあるかもしれないが、書き始めてみると色々書きたいことが出てきてしまい、短く収めるのは難しかった。文章は難しい。ポッドキャストというメディアは考えがまとまらなくてもだらだらしゃべれるのでラクで良いなと思った。聴いている人がどう思っているかは知らないが。
  • 写真をアップロードするのが面倒だった。
    • 記事を書いていると文章だけで済むことは意外と少なく、写真を入れたくなる。
    • ブログエンジンの Hugo で自前でやっているので、写真をドラッグアンドドロップすれば即座に記事に載るというわけにはいかない。
    • スマホの写真を PC に持ってきて、 ImageMagick でリサイズしたりモンタージュを作って、写真用ディレクトリに置いてファイル名をマークダウンに書くという手順はあまり気乗りしない。
    • X (旧:Twitter) にアップロードして embed するのがラクだが X (旧:Twitter) もいつまであるか分からんし…
    • ちなみに X (旧:Twitter) は SKK に辞書登録してる。

感想

  • 普段、特に面白みもない日々を過ごしていると思っていたが、意外と日記を書くに値する日々を過ごしていた。師走だからたまたまかもしれん。
  • 文章を書くのは難しい。最近長文を書いていないので言葉が出てこなかった。
  • やっぱり毎日書ける人はすごい。完走された方おめでとうございます!

次は12/31を目標に、穴の空いた日を埋めていこうと思います。。

写真管理の検討

(おか Advent Calendar 2023の18日目) 12, 13, 15, 16, 17日目はあとで書きます。 デジタル写真を管理する方法について数年間悩んでいる。今日 WWWAI でカソクキセンパイと会い、フリスビーのときの写真を共有しろと言われたので真剣に考えだした。以前は何も考えず Google Photos にぶちこんでおけば良かったが、有料化したため、同様の機能を家にサーバーを置いて実現したい (一応 Amazon Prime 会員なので Amazon Photos はまだ無制限だが、いつ終わるか分からないので自前でやりたい)。そのために集めておいた情報を見返してみた。 まず昔 Rebuild.fm で聞いた、 atp.fm の Casey Liss さんの写真管理ワークフローというのがあるんだけど、これはジオタグを付けるとか、ファイル名を工夫すると言った話。これらの処理をして iPhoto などで見れば割と良い体験なのかもしれないが、他人に見せるには iCloud のストレージを使用する必要があり、無料枠では心もとない。 そこで、家のサーバーにある写真を直接他人に共有できないかと考えてみる。実は、自分の環境では既にそうしようと思えばできる状態にある。自分の写真データは全て自前で立てた Nextcloud に置いてあり、サーバー本体 (Docker だけど)のストレージとデスクトップマシンのストレージに同期されている。クラウドにはアップロードしておらず、ハードディスクが同時に壊れたりしたら終わりだが、まあ良しとしている。 Nextcloud にはアルバム機能が付いており、アルバムを作って他人に共有することもできる。が、 Nextcloud の写真アプリは非常に動作が重い。たぶんサムネイルとかは作らないじゃないかという挙動。。 そういうわけで Nextcloud より洗練され、機械学習で顔認識してくれるやつとか使いたい。以下の Ars Technica の記事 Google Photos is so 2020—welcome to the world of self-hosted photo management | Ars Technica や、以下の Reddit の板 Self-Hosted Alternatives to Popular Services から見繕った OSS の写真管理ソフトの GitHub スター数をプロットすると以下のようになった。 [Read More]

ミラーレスでピンホールカメラを作った

(おか Advent Calendar 2023の14日目)

12, 13日目はあとで書きます。

12/3の記事で蛇腹カメラにミラーレスをマウントする計画を書いた。その進捗が少し生まれた。

蛇腹カメラの乾板を入れるところにミラーレスをマウントするので、そのためのアダプターを3Dプリンタで作る必要がある。幸いにも Nikon1 用のアダプターのモデルを色々公開している方がいたので、それを使わせていただいた。

STL を Blender で編集する。

Blender で作業

3Dプリンタで印刷する。

3Dプリンタで印刷

適当に穴を開けて Nikon1 (10年前のミラーレス) にマウントしてみる。3Dプリンタでかっちり締まるような構造を印刷するのは実は初めてだったので、ちゃんとくっついてうれしかった。

Nikon1 にマウント

ピンホールカメラで撮ってみる。ギターを撮ったけど分かるだろうか… ボケボケになってしまったが、一因はセンサーとピンホールの間が短過ぎることだと思われる。ちゃんと撮るならもうちょっと長い筒にしてピンホールを開けるのが良さそう。

ピンホールで撮ったギター

ゲーム 2023

(おか Advent Calendar 2023の12日目) 2024年1月3日に書いています。2023年にどんなゲームをしたか、各社が作ってくれるまとめでふりかえる。 Nintendo Switch https://year-in-review.nintendo.com/ 今年はなんと言ってもゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダム (ティアキン) だった。5月と6月で128時間やったらしい。発売前はもっと生活が崩壊するほどやるのではないかと危惧していたけど、そこまでにはならなかった。一気にクリアした結果ストーリーをすぐに忘れてしまった。ネタバレを恐れて他の人の動画を見てテクニックを学ぶとかもしていなかったので、見てからもう一度プレイしたらまだまだ楽しめそう、と思いつつ面倒でやってない。 Play Station 4 https://wrapup.playstation.com/ ティアキンをクリアした後、積んでいた Horizon Zero Dawn を7時間ほどやったらしい。ストーリーが明かされ始めて面白くなっていく気配が出てきたところでなぜかやめてしまった。車を買って出かけることが増えてきたからかも。 eFootball (いわゆるウイイレ) はワールドカップ後になんとなく盛り上がってちょっとやっていたっぽい。 Steam (PC/Steam Deck) https://store.steampowered.com/yearinreview https://s.team/y23/fgrwppwn?l=japanese スイッチとの比較。だいぶデカいけど厚みはそこまでじゃないので持てる。外に持って行こうとは思わないかな pic.twitter.com/2DYeyg1U94 — oka ఒక (@nowohyeah) March 18, 2023 プレイ時間は表示されないみたい。3月にあらB.fmを聴いて衝動的に Steam Deck を買い、ティアキンが待ち切れずなぜか Skyrim をやり出した。新しく買った Hogwarts Legacy や Starfield をもっとやれ。 Epic Games (PC) Epic Games は見た感じ振り返り機能がなさそう。確認したら2022年12月に Death Stranding をちょっとやったのが最後で、2023年は使っていなかった。 Oka’s GOTY 最後に私の Game Of The Year 2023 を発表します。 2023年の Oka’s GOTY は「駐車の達人4」です。車を買って借りた駐車区画がマンションの駐車場の一番奥かつ隣が高級車で難易度高めだったので、このアプリで駐車技術を学びました。そのおかげか、最初の頃は何度も切り返して駐車していたのが、すんなり駐車できるようになりました。実用性を考慮して Oka’s GOTY を授与します。 [Read More]

Spotify 2023

(おか Advent Calendar 2023の11日目)

Spotify のまとめを出してみたので載っけておく。

Spotify 2023 まとめ

1位のミスチルは年間通してよく聴いていたらしい。そんな聴いたかな? 2位のアジカンは7月にサーフブンガクの完全版が出たが、特に関係なく年間通して聴いていたらしい。3位のスピッツは5月にアルバムが出たので5-7月はよく聴いていたようだが一番聴いていたのは3月末から4月頭らしい。鎌倉殿は去年だったのに Evan Call がまさかの4位。まあ5月にこの記事を書いているので不思議ではないか。5位はなんとサイトウさん! 仕事中に流していたのと、5月にライブに行ったのでその時期によく聴いていた。ライブのセトリでプレイリストも作った。

曲別だと、1位の Blackbird はこの記事で書いたようにギターの練習のためにたくさん聴いた。5位の I’ve Just Seen A Face も弾きたくて聴いた。3位はスピッツの新しいアルバムに入っているコナンの映画の主題歌。コナンは特に観てない。2位と4位が RRR なのがウケる。Etthara Jenda はエンディング曲でとにかく陽気で楽しい。Dosti はせつなくて良い。ちなみに杏さんは Komuram Bheemudo を弾いてた。

いっちぃ勉強会で非平衡統計力学を学んだ

(おか Advent Calendar 2023の10日目)

今日はいっちぃ勉強会だった。いっちぃ勉強会とは、いっちぃさんを盟主として月に2回ほど土日に開催しているオンラインの勉強会で、情報系や物理系の本を輪読している。

これまでは

を読んできた。前回まで読んでいた『ベイズ法の基礎と応用』は、最初のほうの読み物が面白かったので選んだのだが、数式の誤植が1ページに1個くらいの勢いであることもあり、証明を追っていくのが辛くなってきた。そこで途中でやめることにし、今回からは沙川『非平衡統計力学』を読むことになった。

今回は第一章の途中まで読んだだけだが、ゆらぎの熱力学 (stochastic thermodynamics) がどんなものかがなんとなく分かり (ミクロだけど熱力学的に振る舞う系を扱い、まわりの環境の影響により系の熱力学第2法則は破れることがあると理解した)、以下の2つの論文も眺めて面白かった。

1つめの論文

これはレーザーピンセットにより RNA を伸び縮みさせ (RNA の両端にコロイドがついていてそれを操作する) 熱力学的性質を測定したという論文。光ピンセットはノーベル賞を獲ったのは知っていたけど、このように使えるということを知って衝撃を受けた。

2つめはマクスウェルの悪魔を実現した有名な論文。

この本の第1章を読んでから読むと、この論文に出てくる数式は全て馴染みのあるものに見え、有名な論文がなんとなく分かった気がしてうれしかった。久しぶりにいっちぃ勉強会で達成感を得た気がする。

リンク集